出 版 物
改革者
購読申し込み
研究委員会
報告書
その他
月刊誌「改革者」最新号
「改革者」最新号 目次
下のボタンをクリックすると
1年分の表紙・羅針盤・目次が見れます。
 
バックナンバーへ
掲載論文タイトル検索データ
国際政治関係
国際経済関係
外交・安全保障
国内政治関係
国内経済関係
福祉・社会保障
雇用・労働関係
社会問題関係
インタビュー記事
改革者の主張
震災・災害復興関係

羅 針 盤(12月号)

大統領選を機に「選挙」を考え直そう

加藤秀治郎 ● 東洋大学名誉教授、政策研究フォーラム副理事長

 米大統領選はバイデン勝利となったが、米国民は今回を機に大統領の選び方を本格的に議論すべきだろう。 少し前までは、わが国でも米国式に学べ、との声があったが、米大統領選の不合理が目立っている。  「神々は細部に宿る」というが、些細なことと思われがちなことにも、時には重要なことがある。 選挙人総取り方式など、いつまで続けるつもりなのか?  哲学者オルテガは、「民主主義はその形式や発達程度とは無関係に、一つのとるにたりない技術的細目にその健全さを左右される。 その細目は選挙の手続きである」と言った。その選挙制度のさらに細部にも、ゆるがせにできない点がある。  国民の一票一票をそのまま集計すればよいのに、州ごとの総取り方式だから、勝敗を分ける州ばかりが過大な影響力を行使する。 激戦でない州に住む人は、選挙キャンペーンは手抜きされ、何も結果に影響できないようなものなのだ。 「自分たちの声も聴け」と叫びたくなろう。  わが国とて問題は山積している。 学術会議の件なども、実は政治学会など各種学会の役員選挙がひどい低投票率で、役職や肩書の欲しい有力大学の関係者や、政治的に熱心なグループの声が過剰に反映されやすいのが背景だ。 周辺の狭い範囲のことしか知らないが、見直しが必要なのは当然だろう。  大統領選と並行して小さなニュースになった選挙に、東大総長選がある。なんでも三人に候補者を絞った上で、投票に委ねる方式になったようで、候補者選考がおかしいと一部教官が騒いだ。 真相は分からないが、候補者の確定が投票以上に重要なことがあるから軽視できない。  われわれも周辺の選挙の在り方を、考え直してよい。私の側聞した大学の学部長選挙だが、直接に互選していた方式を、立候補制に改めてから、一変したという。 「出たい人より、出したい人を」という言葉があるが、「出したい人」は遠慮がちで立候補しないから、「出たい人」の中から選ぶしかなくなった、というのだ。  細部とはいえ、ゆるがせにできない結果をもたらすのだ。選挙制度を専門としてきた私も、考察が浅はかだったことを深刻に反省させられた次第だ。 地方選挙など、再考すべきは沢山ある。
このページのtopへ戻る
 このページのtopへ戻る

購読申し込み
申込書の印刷はこちらをクリック
購読申込書
お申し込みはFAX・郵送のいずれかでお願いします。
個人・一般会員年会費 7,800円(雑誌代・送料含)
お振込先
ゆうちょ銀行00130-5-71314
中央労働金庫田町支店(普)9942726
三菱東京UFJ銀行田町支店(普)2512737
政策研究フォーラム
氏名
〒          住所
          
電話 FAX
e−mail 年齢         職業
『改革者』        月号より      部申し込みます。


 個人情報保護法に基づき、申込書に記載の個人情報を他に用いることはありません。
このページのtopへ戻る
 このページのtopへ戻る
 
このページのtopへ戻る
ホーム
政策研究フォーラムとは
研究委員会
海外視察
研修会
出版物
リンク
お問い合わせ